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JINYA IMAI Art Works



今井尋也アートポートフォリオ

 


JINYA IMAI 今井尋也(いまいじんや)

jinya1@megalo.biz

http://www.megalo.biz

 

 

 

事務所&スタジオ
〒232-0032

神奈川県横浜市中区長者町2-5-4 夕陽丘ニュースカイマンション204

携帯電話 080-6705-1359


PROFILE                       JINYA IMAI 今井尋也(いまいじんや)

 

STATEMENT

土に宿るもの。

土に触れる。その肌触りや匂いから様々な記憶が蘇る。

利根川や吾妻川で遊んだ記憶。

遠くに白根山を眺めながら、榛名山や赤城山に囲まれて育った記憶。

からっ風に吹かれ、霜が降りる冬の日も照りつける太陽が眩しい夏の日も夢中で芸能に勤しんだ記憶。

DNAから肉体を通り越して、脈々と受け継がれている土の記憶。

上州に生まれ、上州に育った私の芸術の源泉は土の「記憶」を辿るところにある。

 

吾妻川に記憶の源流を辿り、中之条の森の中に佇む。

風が種を運び、雨が降る。

土から芽が吹き、木が生え、実がなり、枯れる。枯れ草は土に還り、また風が吹く。

自然が育んできた時間の流れはダイナミックに再生を繰り返す。

その再生の瞬間に、歌や踊りなどの芸能が生まれる。

 

ここでは何かを作り上げる必要がない、

ただ余計なものを削ぎ落としていくこと。

そこに残ったものが自ずと作品になる。

 

2011年から3期に渡り、中之条ビエンナーレに参加して、中之条の人と自然とアートの「魅力」を感じることができた。私が暮坂の山中に発表した作品「失われた民族Gの遺構群」におけるGとは、まさしく、わたしそのものでもあり、中之条に暮らす人々であり、群馬県人や日本人であったりもする。遺構群には、過去はもちろんのこと、未来から浮かび上がったメッセージが込められている。わたしなりの「魅力」への応答である。また地元の民話や歴史を題材にして、「TSUMUJI能」や「暮坂野焼き能」などの脚本・演出・音楽などや地元の雅楽やジャズのバンド等と小鼓のセッション演奏をつむじで行い、中之条における芸能やパフォーマンスの可能性を感じた。それらの経験は20132015年のオープニング、クロージングイベントのディレクター及びなかんじょ劇団の演出を務めるに当たり、大変役に立った。地元の人たちにインタビューを行い、ワークショップを重ね、その話の中から「栗の木」の神話と「未来少年ジョーの物語」を創作した。物語を基本に、地元の人たちに手伝って頂き、唄や踊り、音楽、儀式に満ち溢れた独特の中之条ビエンナーレにおける「祭り」を開催することができた。

 

中之条ビエンナーレ2017でも最高のパフォーマンスを発揮したいと考えています。

 

20168月  今井尋也   


PROFILE                       JINYA IMAI 今井尋也(いまいじんや)

 

略歴

今井 尋也(いまい じんや) マルチパフォーマンスアーチスト

作家・演出家・俳優・音楽家(小鼓)・国立音楽院邦楽科、演劇科講師

幼少より祖父から能楽を学び、十代で初舞台。

群馬県立前橋高校卒業。在学中から美術部にて平面や立体の作品製作に没頭する。その後、国立能楽堂研修生・多摩美術大学身体造形学科・東京芸術大学音楽学部邦楽科能楽専攻を卒業後、渡仏し、現代演劇と現代美術を学ぶ。帰国後、日本の古典と現代の身体性を兼ね備えたパフォーマーとして、コンテンポラリーダンスの舞台や東京国際舞台フェスティバル、ブレヒト演劇祭等の舞台で活躍する。2000年「メガロシアター」を主宰し、現代演劇の演出家として活躍する。いわゆるストレートプレイの枠には収まらず、ダンスや音楽、ハプニング的なパフォーマンスの要素を多く含んだ舞台を手掛けている。舞台も劇場だけではなく、演劇の社会性をより強く意識させる場所での公演が多い。近年ではアウトリーチ活動にも積極的に参加し、障害者の施設や小中高の授業で演劇やドラマセラピーを教えている。また、新作能やオペラの脚本・演出・音楽も多数手掛けている。(14年『少年たち』天正遣欧少年使節を描いた大分市民ミュージカル13年『水軍女王』瀬戸内国際ビエンナーレ正式参加作品12年『地獄門』ロダンとカミーユ・クローデルを描いた渋谷区民オペラ09年『ウインダーキッズの大冒険』狐の民話より小平市新作オペラ08年『基板』甲府創作能/05年『ほりきり沢の龍』六合村田舎能、他)

尚、舞台活動と平行して現代美術の作品製作を活発に行っている。

活動年譜

 

 

1990.4

前橋高校美術部 デッサン作品展/群馬県前橋市     グループ展

1993.10

今井尋也写真展/東京藝術大学特別展示室           個展

1999.12

「カクコト」/詩と映像によるインスタレーション

/青山300日画廊           個展

2002.7

「メガロポリストウキョウ」/詩と映像とパフォーマンスによるインスタレーション

/青山 時限美術計画TLAP        個展

2008.11

「ハストコエ」/詩と映像とパフォーマンスによるインスタレーション

/茅場町GalleryGallery     個展

2009.7

 

縄文ハニワパン」/縄文石釜と麦畑とハニワパンパフォーマンスによる

インスタレーション/横浜           個展

2011.2

 

「鏡文字」/鏡文字によるインスタレーション/東京渋谷ギャラリールデコ

2011.10

 

「失われた民族Gの遺構群」展/中之条ビエンナーレ2011

2013.8

 

オープニング・クロージングイベントディレクター/中之条ビエンナーレ2013

2013.8

 

創作能『水軍女王』演出・音楽/瀬戸内国際ビエンナーレ2013

2015.8

 

オープニング・クロージングイベントディレクター/中之条ビエンナーレ2015

他 展示及び舞台美術多数

 


今井尋也作品集@                         JINYA IMAI ART WORKS

 

2011         中之条へ捧げるオマージュ 「チャツボミコケ」

 


今井尋也作品集A                         JINYA IMAI ART WORKS

 

2011        鏡文字 「わたしの文字はどこへいってしまったの」


 



 今井尋也作品集B                         JINYA IMAI ART WORKS

 

2011中之条ビエンナーレ参加作品   失われた民族Gの遺構群 「標識」

 


今井尋也作品集C                         JINYA IMAI ART WORKS

 

2011中之条ビエンナーレ参加作品   失われた民族Gの遺構群 「祭祀場」

 


今井尋也作品集D                         JINYA IMAI ART WORKS

 

2011中之条ビエンナーレ参加作品    失われた民族Gの遺構群 「電脳木」

 


今井尋也作品集E                         JINYA IMAI ART WORKS

 

2011中之条ビエンナーレ参加作品    失われた民族Gの遺構群 「翼」

 


今井尋也作品集F                         JINYA IMAI ART WORKS

 

2011中之条ビエンナーレ参加作品 失われた民族Gの遺構群 「悦楽キノコ」

 


今井尋也作品集G                         JINYA IMAI ART WORKS

2013中之条ビエンナーレ参加作品  中之条ビエンナーレオープニング・クロージングイベント

 

 


今井尋也作品集H                         JINYA IMAI ART WORKS

 

2015中之条ビエンナーレ参加作品 中之条ビエンナーレオープニング・クロージングイベント

 

 

中之条ビエンナーレ2017参加予定作品   Imai Jinya

 

作品名「水鏡〜中之条の光と影〜」

写真:水鏡で映された光と影1

 

作品概要

「影と痕跡と鏡像」

 

六合や四万温泉を歩いていると必ず川に出くわす。川沿いに歩いていると河原や川のそばの岩壁や樹木に、抽象的な光の模様がキラキラと揺らめいてるのを目撃する。山の端の太陽光が川の水面に反射して、その光が付近のオブジェに映し出されているのだ。それは思わず息を飲むほど美しく、また光の妖精が踊るように見えて、いつまで見ていても飽きないし、動きを追っているだけで楽しめる映像だ。

しかもそれは、季節や時間帯によって川の動き、水の量、太陽の傾き加減が微妙に作用して、一度として同じ時がない。自然によるダイナミックなアクションペインティングでもある。

さらにそれを眺めていると、水を媒介にして光と影が、何かこの土地特有の物語を語りかけてくるような気さえしてくるのだ。

この光と影の物語をどのように受け取るかは見る人の自由であるが、私はこのような機会や環境を、アートによって作り出すことができないものかと考えました。

写真:水鏡として設置される水の入った透明なボール

 

一方、西洋では古くから、影と痕跡と鏡像(水鏡)が絵画の起源であるとされてきました。

それは古代ローマの学者プリニウスによると、

@戦地に赴く恋人の影をなぞったもの。

Aキリスト教では、生前イエスがハンカチに顔を当て、そこに染みのようなものが痕跡として残ったこと。

B水面に映る自分の姿に恋をしてしまったギリシア神話の美少年ナルキッソス。

以上の三つである

これらを別のことばで言い換えるとすれば、投影(プロジェクション)、接触(タッチ)、反射(リフレクション)ということになるだろう。いずれにせよ直に描くというよりは媒介物をあいだにはさむことによって生まれたものである。三つの神話に共通するこれらの事実が、きわめて興味深く思えるは、いずれも二つの異なる世界を媒介して繋げていることである。

すなわち、影は、あの世とこの世のあいだを、

痕跡は、聖なるものと俗なるもの、

鏡像は、現実と虚構のあいだを、

といった具合である。

これはまさしく、私が幼少より立ってきた能舞台の世界観そのものである。

日本のに700年以上も続く古典芸能は奇しくも西洋の絵画の源流と同じ世界なのかもしれない。

これぞまさに私の芸能の歴史と中之条のARTの歴史が、水鏡によって渾然一体となる瞬間である。

 

写真:水鏡で映された光と影2

 

作品の内容

特定の展示場所で行われるインスタレーション作品とパフォーマンスを製作します。

まずは、水(実際の川の水)の入った透明のボールの底に鏡を設置して、観客が歩くことによってその水が揺れるような仕掛けを作ります。

部屋の中央に水の入った透明のボールを複数設置して、その周りを実物の河原の石で埋め尽くします。部屋を暗くして、水面にライトを照射し、揺れた水面の情景が天井の壁面に映し出されます。それを観客が眺めるという具合です。

 

 

パフォーマンス

水鏡の会場で「中之条の光と影」と題して、今井尋也の小鼓の演奏を基本にゲストアーティストの語りで中之条の光と影にまつわる話を朗読します。

 

 

 

2017jinya_imai_artprof.pdf へのリンク